兄弟関係
よく「兄弟は他人の始まり」なんて言いますけど「兄弟関係は、他人とのつきあいの経験の始まり」と言ってもいいかもしれません。
最初に生まれた子にしたら、次の子というのは、親子という絶対の関係に他人が割り込んでくるという大事件ですから。
次の子からしたら、本来絶対的であるべき親子関係に、最初から変なヤツがいるんだし。
こういう受け入れがたいことを受け容れる体験が、社会人になっていくための基礎になるんです。
そういうことも家族の中で経験するわけです。

だから子どもの問題が起きたら「学校が悪い」とか「友達が悪い」じゃなくて、まず自分の問題として考えてみる。
たとえば母子関係に問題があると思うとしても、その前に夫と妻の関係があるわけで、問題はそっちかもしれないしね。
目に見えている関係だけ言っていたってダメなんです。しかもひとりの子どもの問題が解決してくると、別の子に問題が出てきたりする。
いつも全体が関わっているんです。

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